COMPLIANCE
お客さま本位の業務運営方針
1. お客さま本位の考え方で業務運営方針を策定し実施いたします。
株式会社アイシード(以下、「当社」)は、「財務に関わる高度な知識と豊富な経験を培ったプロフェッショナル集団として、目に見えない「価値」を、目に見える「成果」で応える」というビジョン実現のために、「お客さま本位の業務運営方針」(以下、「本方針」)を定め、質の高いサービスをご提供し、お客さまにとって心強いパートナーとしての存在意義を確立してまいります。
なお、本方針に基づく取り組み状況は定期的に確認し、業務の見直しを行うとともに、その結果を公表します。
また、本方針はお客さまの視点で定期的に見直しを行います。
2.お客さまの最善の利益を追求します。
(1)お客さまの最善の利益の追求
当社は、コンプライアンス(法令等遵守)を事業の前提として、お客さまの視点ですべての価値判断を行い、最高品質の安心とサービスを提供することにより、お客さまの利益を追求します。「お客様の利益=当社の利益」となることによって、お客様との長期的な関係を構築していくことを目指します。
2.(1)お客さまの最善の利益の追求 取組状況
当社では、毎週1回全員参加の案件ミーティングを実施し、その中でお客様の視点で価値判断がおこなわれているかどうかの確認を実施し、提案の修正が必要な場合はその旨をお客様にご提案しています。
※2023年1月~2023年12月時点実績:毎週実施
(2)お客さまの声を経営に活かす取組
当社ご相談窓口、アンケートなど様々な経路を通じて、お客さまからの直接的な感謝、苦情、ご意見・ご要望等に加え、お客様視点による社員からの提案など、お客様の声を幅広く収集することに積極的に取り組みます。お客様から頂いた苦情、ご意見、ご要望や社員からの提案については、経営会議で全件取り上げたうえで、社内に広く周知して業務の改善に活かしていきます。
2.(2)お客さまの声を経営に活かす取組 取組状況
当社では、上記の通り、お客様から頂いた苦情、ご意見、ご要望や社員からの提案について、経営会議で全件取り上げたうえで、社内に広く周知して業務の改善を実施しています。
※2023年1月~2023年12月実績:苦情件数3件、内改善実施3件。
3. 利益相反の適切な管理を行います。
(1)利益相反の適切な管理
保険会社から受け取る販売手数料は商品ごとに異なっておりますが、当社では販売手数料の多寡に関係なく、お客さまのご意向にあった商品を提案するようにいたします。そのために当社では、お客さまのご意向ごとに当社としての推奨商品を決定し、原則としてお客様には当社推奨商品のご提案を行っています。この推奨商品は、販売手数料とは関係なく、当社における販売実績や商品性を考慮し、当社の経営会議で決定しています。また、商品販売後のモニタリングにより、推奨商品からのご提案が行われているかを確認し、推奨商品以外の商品のご提案を行っている場合は、販売手数料等の多寡に関係なく、お客さまのご意向に沿った商品が適切に提案されているかどうかを、当社管理部門で確認する仕組みを導入しています。
3.(1)利益相反の適切な管理 取組状況
当社では、推奨商品の決定プロセスにおいて、「推奨商品管理マニュアル」に則って当社基準により推奨商品を決定しています。また、この推奨商品については当社規程に則って適宜入れ替えを行っています。推奨理由についてはお客様に開示させていただいています。また、当社管理部門で商品販売後のモニタリングとして、意向把握シートから推奨商品からのご提案が行われているかを確認し、推奨商品以外の商品のご提案を行っている場合は、販売手数料等の多寡に関係なく、お客さまのご意向に沿った商品が適切に提案されているかどうかの確認を実施しています。
※2023年1月~2023年12月実績:推奨商品決定会議の開催:2回
申込件数717件、全件意向把握シートの内容確認、不適切と判断された内容12件、全件誤記入によるものであり修正済
4.手数料等のわかりやすい説明を行います。
(1)手数料等の明確化
当社で販売しております、特定保険商品(変額保険や外貨建て保険)については、変額保険の場合は、保険契約関連費用や運用関係費用等、外貨保険の場合は為替コスト等について、お客様が負担する手数料その他の費用の詳細について、保険会社のパンフレット等を用いて、その手数料がどのようなサービスの対価に関するものかを含め、お客様が理解できるように説明します。
4.(1)手数料等の明確化 取組状況
当社では、意向把握シートからお客様が負担する手数料その他の費用の詳細について、保険会社のパンフレット等を用いて、その手数料がどのようなサービスの対価に関するものかを含め、お客様が理解できるように説明しているかの確認を実施しています。
※2023年1月~2023年12月実績:申込件数737件、全件意向把握シートの内容確認、不適切と判断された内容0件
5. お客さまへの分かりやすい情報提供を行います。
(1)商品・サービス内容のわかりやすい説明
取り扱う商品やサービスの内容は、商品パンフレット等を使用してご納得いただけるまでわかりやすく説明します。その上で、お客様がご納得いただいてお申し込みを決定していただけるようにいたします。お客さまにとって不利益となる事項等のご契約上特に重要な情報や、複雑な商品内容については、よりわかりやすく丁寧に説明を行います。
これらの過程については、毎週1度全員が参加するミーティングでお客様への説明状況の確認を行います。
お客さまへの連絡や訪問に際しては、時間帯・場所等についてお客さまのご都合を十分配慮します。お客様からのご要望があれば、状況や環境に応じて、オンラインを利用した面談を実施いたします。
5.(1)商品・サービス内容のわかりやすい説明 取組状況
①当社では、上記の通り、毎週1回全員参加のミーティングを実施し、お客様への説明状況の確認を実施しています。
※2023年1月~2023年12月実績:毎週実施。
②当社では、意向把握シートからオンライン面談実施状況の確認を行い、適切性の確認を実施しています。
※2023年1月~2023年12月実績:オンライン面談実施状況0件
(2)お客さまの特性に応じた情報提供及び金融商品の販売・推奨
金融商品の説明にあたっては、お客様の特性(資産状況・取引経験・知識及び取引目的・ニーズ)に応じた情報提供を行い、お客さまの理解を促すように努めます。また、金融商品の販売・推奨にあたっては、お客さまの特性に加え、お客さまの意向やライフプランを踏まえた上で比較・提案を行います。状況については全件毎週実施の全員参加のミーティングで確認し、意向把握シートへの記録を行います。
5.(2)お客さまの特性に応じた情報提供及び金融商品の販売・推奨 取組状況
①当社では、上記の通り、毎週1回全員参加のミーティングを実施し、意向把握シートにお客様の特性に応じた情報提供及びお客様の意向やライフプランを踏まえた上での比較・提案した記録を実施しています。
※2023年1月~2023年12月実績:申込件数717件、意向把握シート記載件数428件、不適切と判断された内容0件
※契約者・被保険者が同一であり、申込日が同一の場合、意向把握シートを1枚にて記入
(3)投資性商品にかかる情報提供
外貨建て保険や変額保険等の投資性商品(特定保険契約)を取り扱う場合は、保険料の一部が保険契約の締結・維持等に係る費用に充てられることや、商品特性によりお客さまのご負担となるリスク等について、お客さまの投資判断に影響する重要な情報の説明を行い、お客さまにご理解いただけるよう努めます。
5.(3)投資性商品にかかる情報提供 取組状況
①当社では、上記の通り投資性商品を取り扱う場合は、意向把握シートからお客様の投資判断に影響する重要な情報説明を行っていることの確認を実施しています。
※2023年1月~2023年12月実績:申込件数193件、意向把握シート記載件数160件、不適切と判断された内容0件。
※契約者・被保険者が同一であり、申込日が同一の場合、意向把握シートを1枚にて記入
6.お客さまにふさわしいサービスの提供
(1)アフターサービスの取り組み
お客さまのライフサイクルの変化に伴い保障の目的にも変化が生じます。「ご契約からが当社の目指すお客さまにとってのパートナーとしての存在意義」であるため、保障内容の確認を含めた継続的なアフターサービスを行う体制を整備・強化します。お客さまのニーズに応じた様々な受付体制を整備し、スムーズな対応を目指します。具体的には、法人のお客様には年に1度の定期訪問を実施します。個人のお客様につきましては、ご契約いただいた際にアフターフォローのコンタクトのご要望をお聞きし、そのご希望に合わせたアフターフォローを実施します。なお、特定保険契約については、当社規程に準じて適宜アフターフォローをさせていただきます。
6.(1)アフターサービスの取組 取組状況
当社では、以下の通りアフターフォローを実施しています。
・法人のお客様:年に1度の定期訪問
・個人のお客様:ご契約いただいた際にアフターフォローのコンタクトのご要望をお聞きし、そのご希望に合わせたアフターフォロー。
※特定保険契約については、当社規程に準じて適宜アフターフォローを実施。
※2023年1月~2023年12月実績:法人のお客様169件、個人のお客様259件、(内特定保険契約146件)。
(2)ご高齢、外国人、障がいをお持ちの方含む特に配慮が必要なお客さまへの配慮
ご高齢のお客さまとのご契約に際しては、ご家族の同席、複数回の面談や複数の募集人による確認等、お客さまに適切かつ十分なご説明を行うための態勢を会社ルールとして整備します。ルールが適切に守られているかどうかについては、経営会議で確認を行い、必要に応じて指導改善を実施します。
6.(2)ご高齢、外国人、障がいをお持ちの方含む得意配慮が必要なお客さまへの配慮
取組状況
当社では、ご高齢、外国人、障がいをお持ちの方含む特に配慮が必要なお客様に対するルールが適切に守られているかを経営会議で確認を行い、必要に応じて改善指導をしています。
※2023年1月~2023年12月実績:経営会議にて0件確認、不適切事案0件、改善指導状況0件。
7.お客さまにとって高品質なサービスを提供するために絶えず社員の能力を向上させ続けます。
(1)資格取得の推進
高品質なサービスを提供するための人材育成として、営業部門ではファイナンシャル・プランニング技能士等の資格取得を推進いたします。
7.(1)資格取得の推進 取組状況
当社では、営業社員に生保協会認定FP資格(生命保険大学)取得を推進しています。
※2023年12月時点:営業社員14名、生保協会認定FP資格取得者8名。
(2)研修の受講及び最新の情報の取得
各保険商品の販売については、保険会社からの研修を積極的に受講し、常に最新の商品知識を取得できるよう努めます。また、商品知識に限らず社会保障や税金・コンプライアンス等の知識についても社内で研修の場を設けることで取得するように促します。
7.(2)研修の受講及び最新の情報の取得 取組状況
当社では、営業社員に知識向上を目的として、各種研修を実施しています。
※全員参加の社内勉強会を実施
(2023年1月~2023年12月)
公的保険勉強会3回、資産形成勉強会7回、周辺知識勉強会2回、商品知識勉強会12回
8. お客さま本位の業務運営方針の定着に向けた取り組みを行います。
(1)企業文化の醸成
本方針とその実践に関するメッセージを継続的に発信し、本方針に基づくより良い取組みを社員間で認め合い、褒め合うことで、日常業務の中にお客さま本位を定着させ、お客さま本位の行動を育む企業文化を醸成します。また、この企業文化を当社ブランドの一つとして確立していきます。当社は「FD(Fiduciary duty:フィデューシャリー・デューティー:顧客本位の業務運営推進)統括責任者」を選任し、本方針の推進、定着、進化に向けて取り組みます。
具体的には、年間のコンプライアンスプログラムを作成し、その中にお客様本位の業務運営方針の定着への取組を盛り込みます。その中で定期的に社員の取組を全員で共有し、議論を行うことで社員への浸透を図っていきます。
8. (1)企業文化の醸成 取組状況
年間のコンプライアンスプログラムを作成し、定期的にお客様本位の業務運営方針の取組みを共有及び議論を行い浸透を図っています。
※2023年1月~2023年12月実績:取組み共有を行った回数4回。
9.方針補足)取組状況(未実施・非該当)
当社は乗合保険代理店であることから、当社が取り扱う商品は、各生命保険会社及び各損害保険会社から販売されている商品のみとなります。お客様のご意向に合わせた商品を当社取扱商品の中からご提案させていただくため、複数の金融商品・サービスについて、当社が独自にパッケージとして販売・推奨を行うことはありません。
→「原則5 注2」、「原則6 注2」の取組状況に対応(非該当)
また、当社は乗合保険代理店であることから、保険商品及び金融商品の組成には携わっておりません。
→「原則6 注3」の取組状況に対応(非該当)
2024年6月1日
生命保険募集代理店・損害保険募集代理店
株式会社アイシード
代表取締役 田中 裕子
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